201608台湾(2)新荘棒球場
野球観戦が好きで台湾ではこれまでにCPBLを天母・桃園・台南の球場で観戦。
今回、新荘棒球場の試合なら見られそうだ。
U-18の国際試合も開催中だったけれど、台中インターコンチネンタルは日程的に無理だった。残念。
とにかく天気がもつことを祈りながらその日の昼間はもう何度目の故宮?で兵馬俑やら毛公鼎を見る。
夕方、雨が降ることもなかったので新荘棒球場に向かう。行きは台北車站(忠孝)から299バスで。運転は荒い荒い。
7時前、新荘棒球場到着。
球場周りに椰子というのは日本にはない光景。
試合は象vs獅。
このところ日本のドーム球場で野球を見ることが多かったので、野外球場は開放感があっていいなあと思う。でも真夏は暑いだろうなあ。
試合途中、スコアボードに何かの当選番号が出て、自分は関係ないなと思っていたら、Aから始まるチケットの番号だったらしい。帰ってきてから気付いた。
試合は…1回裏に兄弟象が6得点、2回表に統一獅が5得点、兄弟の先発投手は1回0/3で降板という荒れた出だし。日本だったら「仕事終わって球場着いたら先発投手おらんかった」という展開だ。
このあとどんな殴り合いに、そして試合終了は何時になるのか、と心配するもその後は意外とすいすい進行。
NPBの試合を見ていると、野球以外のいろんなことを考えてしまって野球に集中できないところもあるけど、ここで見ていると純粋に野球を楽しんで見られる。
その一方、ランナー1塁で打球が内野に飛んだら「あ、げっつー」と反射的に思うけれどそうはならないことが多くて、日本の野球の守備はすごいなあと改めて思う。
でも打撃のパワーはすごい。だいたい、下位打順の打者の打率でも3割以上って。(まあ、試合球にいろいろ問題もあるみたいだけど)
試合は5-10で象の圧勝。
3塁側、負けた統一側で見ていたけれど、試合終了後、負けたチームも客席前に整列してあいさつしていたのはいいなあと思う。
試合終了が10時近く、台北へ戻るバスは多分あるだろうけど心配なので帰りはMRTで。
球場を含めてトラック・体育館もある新莊運動公園エリア、10時になってもポケモンGOに興じる人々がわんさかいた。
駅までの道をちゃんと調べてなかったけど人波に乗って行けば大丈夫と思いきや、意外とMRTの駅に向かう人が少なく、不安になったけどなんとかなった。
やっぱり野球いいなあ。