kamakapi 備忘録

思いついたことをぽつぽつと。残しておいたら役に立つかな?と思うことなどをごくまれに。

福原愛さん

台湾のテレビ局TVBSのインタビュー番組《看板人物》2月23日の放送に福原愛さんが出演、放送後にYouTubeでも公開されました。 

コメント見てると、台湾でも愛されてる様子がよくわかります。

 

以下、個人的な感慨です。

Twitterの140字では収まりそうにないのでこちらに書くだけで、ここだけの話的なものは一切ありません。

 

 日本で「泣き虫愛ちゃん」と呼ばれてメディアに扱われていた頃の愛ちゃんは、なんとなく苦手でした(個人の感想です)。

ですが大きくなって力もつけて、中国のリーグに参加することになったあたりから見方が変わりました。

 

ある日NHKBSの国際報道を見ていたら、特集で彼女のことが取り上げられていました。

卓球だけでなく中国語も勉強して中国に乗り込む様子を追いかけたもので、中国のテレビに出たときのことも流れました。

確かCCTVのインタビュー番組(名前忘れました)、あえて意地悪な質問をしてゲストが困惑する反応を引き出して見せるのを売りにしたもの。

愛ちゃんは通訳なしで受け答えしていました。

スーパーリーグで優勝することに関して、インタビュアーがこう聞きました。

「有戏吗?」(見込みあるの?)

愛ちゃんでもないのにその言葉を聞いて、一瞬の間に頭の中にいろんなことがぐるぐるまわりました。

ここで「有」とも「没有」とも答えられない。愛ちゃんどうする!めっちゃピンチやん、と勝手に心配。

愛ちゃんは動じることなくさらっと答えました。

「没戏吗?」(見込みないの?)

 

ニュースで見たのはこの部分だけだったので、このあとのやりとりは分かりませんし、実は台本があったのかもしれません。

でもこの言葉のやりとりで愛ちゃんへの見方ががらっと変わりました。

 

その後の活躍、念願のオリンピックでのメダル、そして結婚出産と、愛ちゃん本当によかったねえ、と親戚のおばちゃん気分で見ています。

 

いまも他人には分からない様々な苦労はあるのでしょうが……

小愛、加油!我支持妳!

 

 

追記:気になって改めてググったらちゃんと出てきました。

CCTVインタビュー番組「面对面」は2005年、愛ちゃん16歳のとき(改めてすごい)。

https://www.cctv.com/program/mdm/20050704/101173.shtml

検索すると動画も出てきますが、素性がよく分からないので(以下略

bilibiliでも「有戏吗?」「没戏吗?」のやりとりは絶賛されてますね。