屏東霧台へ その3-霧台まで
いよいよ霧台入山の検問所、山友服務站。
ここでパスポートをチェックされるのか、少なくとも司機がバスから下りて
手続きするのかと思いきや、パスポートチェックもなく車はほとんど停車せず
タッチアンドゴー状態。
車内から写真を撮ってみるもこれが精一杯。
ここから本格的な山道が始まります。
雨ではありませんが霧が濃くなっていきます。隘寮北溪が下に見えます。
一度下って谷川大橋を渡ります。2009年の八八風災で破壊された旧橋のあとに建設された立派な橋です。
谷川大橋全景。
山肌が露わになった土砂崩れの跡があちこちに見られます。八八風災の痕跡でしょうか。
ボケボケですが霧台郷公所。あと少し。
大武部落への分かれ道。大武部落は魯凱族の最も古い集落の一つとか。とても気になりますが、自動車・バイク・自転車など、自分の足がないと無理ですね。
9時20分霧台到着。屏東車站を出て順調に進み約1時間30分で到着しました。
屏東霧台へ その2-屏東から三地門まで
2016年3月10日朝。7時25分。
屏東客運總站到着。切符売り場は開いてたので、お姉さんに「霧台まで」と伝えてみる。
えっえっえっ、すんなり切符きたー!!
逆に動揺する自分に、お姉さんは「帰りは2便しかないから気をつけてね、
11時半と4時半よ。」と適切なアドバイスをくれました。
途中の三地門より奥へは大型車は入山できないため、マイクロバスサイズの車です。
乗客は自分たち2人以外に約10人ほど。
窓口で切符が買えなくても、車内で現金以外に、交通系ICカードも使えます。
帰りは悠遊卡を利用しました。
しゅっぱーつ~
しばらくすると、紙が回ってきます。霧台へ入るための申請書です。
霧台までのバスの開通によって手続きが簡略化されたようで、車内で必要事項を
記入するだけです。
氏名・性別・生年月日・身分証番号・住所・連絡先(電話)番号を記入します。
住所連絡先は日本のもので大丈夫でした。また外国人だからといってパスポートの提示などは求められませんでした。(しかし念のため携帯した方がいいような)
…これで霧台への行き方を伝えるという当ブログの目的は達成されてしまったようなものですが、せっかくなので霧台での様子やら帰りの注意事項など、続けます。
途中、水門ターミナルでトイレ休憩がありました。(帰りはなかった)
隘寮溪を渡ると
三地門に入ります。
屏東霧台へ その1-霧台行き前日まで
屏東の霧台へ行こうと思い立ったのは、2016年ツールド台湾のコースが
発表されたとき。
最終ステージのゴール地点が霧台。
霧台ってどこだ?そもそも自力でたどりつけるのか?
ずいぶん以前の日本語のブログ記事を見ると「入山許可証」が必要とあったり、
しかしその後バスが開通して手続きが簡単になったとの記述もあったり、
正直よく分からない。
とりあえず、行けるところまで行ってみよう。
結論からいうと、霧台まで行けました。
今後、霧台へ行きたいという人がどれほどいるのか分からないけれど、
何かの参考になればと、その経過を記録しておくことにします。
霧台行きのバスが出ているのは屏東客運。
しかし2016年3月初め時点、このサイトで時刻表を確認すると
一日三往復の霧台行きは休日のみの運行。ツールド台湾最終日は3月10日木曜日。
霧台までは行けないのか、途中の三地門であきらめるか…
前日の3月9日水曜日夜、車站で時刻表を確認すると、運行日の条件などはない。
行けるのか…明朝7時45分にかけることにします。
注:2016年3月半ば時点、上記屏東客運Webサイトの霧台行き時刻表を見ると
運行日条件の記号は消えており、毎日運行となっています。